足の甲の痛み

歩くと足の甲が痛い…

「歩くと足の甲が痛い…」
「一体なぜ?」

歩くと足の甲が痛む症状について、
考えられる原因や、対処法、悪化させる行動なども
お話します。

歩くと足の甲が痛い…!これはなぜ?

ハイアーチ(足の甲が高い状態)や外反母趾により、足の指が踏ん張る力が弱くなると、足の甲部分に体重が掛かり過ぎてしまい、甲の骨が腫れて歩くたびに痛みが生じる場合があります

また、足の冷え、足のむくみ、足の捻挫、足の骨折、関節の炎症が起きている等が原因の場合もあります。

 

痛みのやわらげ方

足の甲の痛みを抑えるには、まず

  • アイスパック等をタオルで包み、患部を冷やす
  • 患部は無理に動かさずに安静にする
  • 靴にインソールを入れ、足への衝撃を軽減する

などを行いましょう。

これはNG!痛みを悪化させる行動

  • 痛みがあるのに我慢して運動等を続ける
  • 自己流でマッサージを行う
  • 本来冷やすべきタイミングで温める

これらの行動は、さらに痛みや腫れを悪化させる危険性があります。

  • 痛みが強い
  • 熱をもって腫れている
  • 足の甲に痛みが生じた原因が明らか(スポーツ後や転倒後)

には、医療機関の受診をおすすめします。

 

また、

  • 激しい痛み
  • ひどい腫れ
  • 音がして骨折した疑いがある
  • 歩行困難

などの場合には、早急に医療機関を受診してください。

痛みを放置すると…

  • 症状の改善までに時間がかかる
  • 骨に変形が生じる
  • 重症化して手術が必要な状態になる
  • 歩行困難になる

などのリスクがあると考えられます。

考えられる2つの原因

歩くと足の甲が痛いのは、

  • 中足骨疲労骨折
  • リスフラン関節靱帯損傷

といった原因が考えられます。

中足骨(足の甲に5つある細長い骨)が疲労骨折していることで足の甲に痛みが生じます。

中足骨は、第1から第5まであり、親指側が第1中足骨で小指側が第5中足骨となります。
疲労骨折は、第2、第3中足骨(中心部)に起こるケースが多いです。

症状の特徴

中足骨疲労骨折は、

  • 患部を圧迫したとき
  • 運動中

などに痛み、腫れや内出血も生じるケースがあります。

中足骨疲労骨折になるキッカケ

  • 陸上競技
  • バレーボール
  • バスケットボール
  • 剣道
  • サッカー
  • ダンス

などのスポーツをしている人に多くみられる疾患です。

ジャンプやランニングなどの動作を行う際、中足骨に繰り返し負荷がかかることがきっかけで発症するケースが多いと考えられています。

また、ランニング姿勢の問題、シューズの衝撃吸収性の悪さなどがきっかけになる場合もあります。

リスフラン関節靱帯損傷って?

リスフラン関節という、足の甲の関節をつないでいる靱帯が損傷することで足の甲に痛みが生じます。

足の甲の内側楔状骨(ないそくけつじょうこつ)と第2中足骨の辺りに痛みが生じるケースが多いと考えられています。

症状の特徴

リスフラン関節は、歩行中に足を地面に着いた際に、足の甲に痛みが生じるケースが多いです。

特に、足のつま先に体重が掛かったときや患部を押したときに強い痛みが生じます。

また、甲が腫れるという特徴もあります。

リスフラン関節靱帯損傷になるキッカケ

  • ジャンプと着地を繰り返すスポーツをしている
  • 足のつま先で強く踏み込むスポーツ(体操、剣道等)をしている
  • ハイヒールを多用している
  • 重い物を運ぶ仕事をしている

などが原因で発症するケースが多いと考えられています。

  • 転倒などによる外傷がないのに痛みが続く
  • 足を着いたときに足の甲に痛みが生じる

などの場合は、リスフラン関節靱帯損傷の可能性もあるため、医療機関を受診してください。

放置すると、痛みや腫れが慢性的に続く、歩行が困難になる等の恐れがあります。
また足が疲れやすくなる、足の骨の構造が破綻する等を起こす場合もあるため要注意です。

施術プロセス

基本的な治療は、患部に負荷をかけないように安静にするため、ギプス等を用いて固定する、保存的治療が行われるケースが多いです。

その後症状を確認しながら、段階的に荷重訓練、筋力アップ、柔軟性アップ等を行い、歩行や運動ができるようにしていきます。

症状により個人差がありますが、一般的には治療開始から2、3か月程度で運動ができるようになるケースが多いと考えられます。

早い段階からの適切な治療は、早期回復や後遺症のリスク軽減にもつながります。

神泉カイロプラクティック いわもと整体院