症例報告:コロナ明けから再走りで、太もも裏・ふくらはぎ・腰痛が・・・

F・Sさん 女性 40代

主訴
左もも裏痛/左ふくらはぎの攣り/腰痛

経緯
●2年前から走り始め、左ふくらはぎが就寝中によく攣る事があった。
●コロナウィルスが流行していた時期は走るのを休んでいたが、
コロナ明けの今年に入って再び走り始めてみた。
●走ってみると、左太ももの裏(ハムストリング)が痛くなり、
2日後には腰痛が発生。レベル10段階中の8くらい
●以来、ふくらはぎもずっと痛みを感じる感覚があり。

△デスクワーク中心で主にパソコン仕事。
△学生時代はバレーバールをしていて、その時のクセらしく
全体的な右捻じれのクセあり。
△両足の裏 母指球/小指球の間に大きめのタコ・マメがある。

希望:痛み や しびれ を改善したい


問診を終え、ご本人の姿勢をチェック。

巻肩で右がより巻いていて、右足重心から上半身も右に傾き
上半身・骨盤共に右に捻じり、横から見ると骨盤が後傾・踵重心
頸から頭が体より前に出ている立ち方。
右肩・右肩甲骨が下がり、左腰骨が上がる 後ろから見ると
3つのポイントがすべて右下がり

この状態を院長が真似てみると とても立ち辛く
F・Sさんの訴えの 腰・左足全体への負荷が強く感じられる。

動作確認では、上体を右に捻じり難く、前屈は腰の痛みの恐怖感から
15°未満の角度しか倒せない状況。

仰向けでの両膝を左側屈時に右腰が強くハリと痛みを感じるとの事。

これらを基に施術前の指標確認では首の右側が強く痛みがあり
施術後には痛みも和らぎ、立位での施術前確認・動作確認も動ける事を
お互いに確認したところで、

訴えの箇所の ご自身の感想をヒアリングしたところ
施術前よりはラクな感覚あるも腰の恐怖心はまだあると訴えあり。

問診時に 「今ある痛みを0 ゼロ には出来ない・・」事を
思い出してもらい 少しずつ痛みを0 ゼロ に近付ける事を再度
説明。

F・Sさんは 即効性のあるストレッチ等を教えて欲しいとの事でしたが
カラダの全体のバランスが施術前に戻るので現段階では
お伝えしないが、ゆがみ少ない状態になったら教える事を約束。

あくまでも運動したいと要求するので、元に戻っても自己責任であり
近日中に再度来院を促すに留めてこの日は終了。

こういうマインドの方には無理に制約を設けずに
やりたい事をしながらの通院を促すように心掛けています。

院長の感覚からは 今回を含めずに8回くらいまでに
F・Sさんの主訴を感じ難くさせたいと感がている次第です

神泉カイロプラクティック いわもと整体院