【肩こりはなぜ揉んでもすぐ戻る?】肩の「コリ」の正体とは?揉むだけでは改善しない本当の理由をカイロプラクターがわかりやすく解説

はじめに

先日、当院のお昼休憩時にご近所にお住いの女性が直接ご来院なさり、肩と腰がどうにも痛くて、こちらで揉んだり・マッサージして貰えないか来てみたんだけど・・ と言うご相談がありました。

とても良くある相談ですし、多いお悩みです。

 

 

しかし、肩のコリなど 揉んで良くなるものではありませんし、マッサージしても肩も腰も1時間後には元に戻る事は目に見えていますが、世間では肩こりや腰のコリなどは揉んで治す・良くなると考えている人は多いんですよね。

ちなみに結論からお伝えしますと、揉んで柔らかくなるのは加工されたお肉。繊維を叩いて切ったりして歯ごたえ良く嚙み切れる状態の事を柔らかいお肉。

と、言う事でいまある あなたのカラダにまだ付着している筋肉などは叩いても・揉みほぐしても 一時的にしか変化はありません。と言うなんとも身も蓋も無い結果なんですが、理解を深めてもらうためにも、再度このテーマにて書いてみますね。

「肩がガチガチだから揉んでほしい」「マッサージを受けると気持ちはいいけれど、翌日にはまた肩が凝っている…」そんな経験はありませんか?

実際、肩こりでお悩みの多くの方が「肩の筋肉が硬くなっているから揉めば治る」と考えています。しかし、揉んで一時的に楽になっても、すぐ元の状態へ戻ってしまう方は少なくありません。それは、肩こりの原因が筋肉だけにあるとは限らないからです。

この記事では、「肩こり」とは何か、「コリ」の正体は何なのか、なぜ揉んでも治らないのかを、カイロプラクティックの視点からわかりやすく解説します。肩こりを繰り返さないための考え方や改善のポイントもご紹介しますので、長年肩こりに悩んでいる方はぜひ最後までご覧ください。


肩こりとは?「コリ」の正体を知ることが改善への第一歩

肩こりは筋肉が「固まった状態」ではない

「肩が凝っている=筋肉が固くなっている」と思われがちですが、実際にはそれだけでは説明できません。

肩こりには次のような要因が複雑に関係しています。

  • 筋肉の持続的な緊張
  • 血流の低下
  • 神経の過敏な反応
  • 筋膜や結合組織の滑走性低下
  • 姿勢の乱れ
  • ストレスや自律神経の影響

つまり、「コリ」は単純に筋肉が硬くなっただけではなく、身体全体のバランスが崩れた結果として現れるサインなのです。


なぜ肩は凝るのか?

原因① 長時間同じ姿勢を続ける

デスクワークやスマートフォンの使用では、頭が前へ出た姿勢になりやすくなります。

成人の頭の重さは約4〜6kgありますが、前方へ傾くほど首や肩へかかる負担は大きくなります。

その結果、

  • 僧帽筋
  • 肩甲挙筋
  • 菱形筋
  • 頸部の深層筋

などが休むことなく働き続け、疲労物質が蓄積しやすくなります。


原因② 血流が悪くなる

筋肉が緊張すると血管も圧迫されます。

すると酸素や栄養が届きにくくなり、

  • 老廃物
  • 発痛物質

が蓄積して「重だるい」「痛い」という肩こり特有の症状につながります。


原因③ 骨盤や重心の崩れ

カイロプラクティックでは肩だけではなく、全身のバランスを重視します。

例えば、

  • 骨盤が前後に傾いている
  • 左右どちらかへ体重が偏っている
  • 足裏の荷重バランスが崩れている

このような状態では、その影響が背骨を通じて肩や首へ伝わります。

肩だけを揉んでも、土台となる姿勢が変わらなければ肩こりは繰り返しやすくなります。


肩を揉むと気持ちいいのはなぜ?

一時的に血流が改善するため

肩を揉むことで

  • 血液循環
  • リンパの流れ

が一時的によくなります。

そのため、

「肩が軽くなった!」

と感じやすくなります。

これは決して間違った反応ではありません。


脳の痛みの感じ方も変化する

マッサージなどの刺激は神経へ作用し、

一時的に痛みを感じにくくする働きがあります。

そのため施術直後は楽になります。

しかし、

原因そのものが残っていれば、時間の経過とともに再び肩こりを感じるようになります。


なぜ揉んでも治らないのか?

原因が肩ではないから

肩こりの原因は肩だけとは限りません。

例えば、

  • 猫背
  • 巻き肩
  • ストレートネック
  • 骨盤のゆがみ
  • 股関節の硬さ
  • 呼吸が浅い
  • 胸郭の動きが悪い

なども肩へ負担をかけます。

肩だけをほぐしても、姿勢や身体の使い方が変わらなければ再発しやすくなります。


日常生活で同じ負担を繰り返している

例えば、

  • パソコン作業
  • スマホ操作
  • 車の運転
  • 家事
  • 抱っこ
  • 育児

など、毎日同じ姿勢を続ければ筋肉は再び緊張します。

つまり、

「揉んでも戻る」のではなく、

「同じ原因が毎日続いている」

とも考えられます。


カイロプラクティックでは肩こりをどう考えるのか?

肩こりを改善するには、

肩だけを見るのではなく、

身体全体を評価することが重要です。

当院でも確認するポイントは数多くあります。

  • 骨盤の傾き
  • 重心位置
  • 足裏の荷重
  • 背骨の動き
  • 肩甲骨の可動性
  • 胸郭の動き
  • 呼吸
  • 股関節
  • 首の可動域
  • 日常姿勢

これらを総合的に確認することで、

「なぜ肩へ負担が集中しているのか」

を見つけていきます。


肩こりを改善するための5つのポイント

① 同じ姿勢を30分以上続けない

立ち上がって歩くだけでも血流は改善します。

重いダンベル持って30分も上げ下げ出来ませんよね・・?


② 深呼吸を意識する

呼吸が浅い方ほど肩や首へ力が入りやすくなります。

胸郭をしっかり動かす呼吸を意識しましょう。

呼吸が止まると、力(チカラ)を入れた状態と同じになるので・・


③ 肩甲骨を動かす

肩甲骨は「浮いている骨」とも呼ばれます。

周囲の筋肉を動かすことで肩への負担軽減につながります。

肩甲骨はがし なんて言葉がありますが、実際は剥がれません。剥がれたら一大事!
肋骨の上を色々な方向に動いて 腕の動きをサポートしているのが本来の役割です。


④ 骨盤から姿勢を整える

肩だけではなく、

身体全体のバランスを見直すことが重要です。

全身は繋がっています。連動して動いています!


⑤ 痛みだけではなく原因へ目を向ける

その場しのぎではなく、

「なぜ肩こりになったのか」

を知ることが再発予防への近道になります。

木を見て森を見ずと言う事で原因がどこにあるのかを見付けるのが私たちの仕事です。


実際のご相談事例

当院には、

「何年もマッサージへ通っているのに改善しない」

という方が多く来院されます。

検査を行うと、

肩そのものよりも

  • 骨盤の左右差
  • 重心の偏り
  • 胸郭の硬さ
  • 股関節の可動域低下

などが影響しているケースも少なくありません。

こうした原因へアプローチすることで、肩への負担が軽減し、「以前より肩が楽になった」「仕事終わりでも肩がつらくなりにくくなった」という声をいただくことがあります。


よくある質問(FAQ)

Q. 肩こりは揉んだ方がいいですか?

一時的な血流改善やリラックス効果は期待できますが、根本原因が改善されなければ再び肩こりを感じる可能性があります。

Q. 肩が硬いほど強く揉んだ方がいい?

必ずしもそうではありません。

強い刺激は筋肉が防御反応を起こし、かえって緊張が強くなる場合もあります。

Q. 肩こりは姿勢だけが原因ですか?

姿勢だけではなく、

  • 運動不足
  • ストレス
  • 睡眠不足
  • 呼吸
  • 身体の使い方

など複数の要因が関係します。


まとめ|肩こりは「揉むこと」より「原因を知ること」が大切

肩こりは単純に肩の筋肉が硬くなっているだけではありません。

姿勢や骨盤、重心、肩甲骨の動き、呼吸、日常生活の習慣など、さまざまな要因が積み重なって現れる症状です。

そのため、肩を揉むことで一時的に楽になることはあっても、原因が残っていれば再び肩こりを繰り返す可能性があります。

慢性的な肩こりでお悩みの方は、「肩だけ」ではなく身体全体の状態を見直してみることが大切です。

渋谷区神泉町にある神泉カイロプラクティックいわもと整体院では、肩だけではなく全身の姿勢や重心、骨盤、背骨の動きまで丁寧に確認し、一人ひとりの状態に合わせた施術をご提案しています。

渋谷区・神泉町をはじめ、初台・幡ヶ谷・代々木上原・池尻大橋・駒場・富ヶ谷など近隣エリアからも多くの方にご来院いただいています。

「肩こりを何度も繰り返している」「揉んでもすぐ元に戻ってしまう」という方は、一度ご自身の身体全体のバランスを見直してみませんか。

肩こり 肩コリについて詳しくはこちら

この記事に関する関連記事

神泉カイロプラクティック いわもと整体院